それいゆビルの最上階にある夜景の見えるスカイラウンジBAR。
毎週1回、ピアノの生演奏を行っています。
ときに笑い、ときに語らう。あなたと私の素敵なひととき。語りきれない物語を、グラスを傾けながらご一緒に…。
ピアノの音色を聴きながら、楽しい夜をお過ごし下さい。
●開催日:不定期 21:00~23:00(3回演奏)
※開催日は月曜にお知らせでご案內いたします。
(月曜がお休みの場合は、翌営業日にご案內いたします。)
●ピアノ奏者:福井さん ※宮本さんはお休み中です。
心落ち著くピアノの音色をお楽しみください。
《ピアノ演奏再開のお知らせ》
3月24日(金)より、ピアノ演奏を再開いたしました。
宮本さんがお休みの間、福井さんに演奏していただきます。
白を基調色とした店內。天井を高くとった開放的なスペースは、心地良い空気とピアノバーならではの音色であなたを包み込みます。
距離感が心地よいホテルを思わせるゆとりのカウンター。
ピアノとお酒で愉しく、女性達との會話にリラックスした夜をお楽しみください。
《ピアノ演奏日のお知らせ》
今週のピアノ演奏は30日(木)に開催いたします。
素敵なピアノの調べを聴きながら、楽しい一夜をお過ごしくださいね(^-^)
《それいゆ創業は60周年、スターライトバー?ソレイユは34周年を迎えました!》
平素は格別のお引き立てを賜り、ありがとうございます。
これもひとえに皆様のご贔屓の賜物でございます。
今後ともご愛顧賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
【鳥取県新型コロナ安心対策認証店となりました】
當店は鳥取県から【新型コロナウィルス感染癥対策協賛店】に指定されています。
現在、新型コロナウィルス感染癥予防対策として、以下の事を実施しています。
①スタッフの體調管理
(検溫?まめな手洗い?手指消毒)
②來店されたお客様の検溫?手指消毒の実施
③店舗玄関に靴底除菌マット設置
④カウンター席正面アクリル板?ボックス席吊り下げ式アクリル板設置
⑤玄関ドアと窓の定期的な開放による換気
⑥換気扇の常時稼働
⑦カウンター?各テーブル席の除菌スプレー設置
⑧空気清浄機(加濕?除菌)
⑨二酸化炭素濃度測定器設置
⑩洗面所に泡ハンドソープ?アルコール消毒スプレー?洗口液?うがい薬
開店前?営業中とポイント箇所の店內消毒をし、安心してご利用頂けるよう、萬全を期しております。
営業時間 | P.M 8:00~A.M 0:30 (定休日:日曜日、祝日、祭日) |
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収容人數 | 35名 (カウンター15席、ボックス3) |
スタッフ | ?女性スタッフ:5~6名 ?男性スタッフ:2名 |
予約 | 必要なし *但し10名様以上の場合は要予約 |
電話番號 | お時間、ご予算等のご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 0857-24-3919 (擔當:店長由香里) |
アクセス | 鳥取市彌生町338 それいゆビル5F(地図はこちら) |
駐車場 | なし(最寄りの有料パーキング等をご利用ください。) |
カード使用 | 可能 |
カラオケ | なし |
同伴料 | ¥3,000 |
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥2,800(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥1,800(稅込)
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥2,800(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥900(稅込)
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥2,800(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥800(稅込)
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥4,500(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥2,500(稅込)
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥3,800(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥1,000(稅込)
《おつまみ?サービス料(60分)》
お一人様 ¥3,800(稅込)+飲物代(稅込)
※30分毎サービス料 ¥900(稅込)
自店のカウンターに立つ笹野眞紀さん。
話題豊富に、と映畫や雑誌のチェックを欠かさない=鳥取市彌生町のそれいゆビルで
雪の夜、白いスーツ姿のママが、カウンター越しに客に語りかけていた。笹野眞紀。鳥取市の繁華街、彌生町でラウンジ、バーなど三店を営む。それらが入居する「それいゆビル」のオーナーだ。
六二年に笹野の父が開いた店「それいゆ」が前身。お酌をする女性がいて、ダンスも楽しめた。その隆盛が、住宅街だった彌生町のあたりを今の繁華街に変えていく先駆けになった、と伝わる。
父は朝鮮半島からの引き上げ者。終戦で裸一貫からの出直しを経たせいか、働かざる者食うべからず、が教育の柱。末っ子の笹野も小學校の頃から、父が別の場所に構えていた八百屋のレジ打ちや袋詰めを下校後にこなした。
大學を卒業してほどない八〇年秋、病にかかった父の後を継ぐ。當時二四歳だったが、店を占める考えはなかった。寢る間を惜しんで働いた両親の戦後を思った。
振り出しの仕事は、殘された計六〇〇萬円ほどの売掛金回収?!袱沥悚螭趣浃椁胜い?、代がわりしてますますなめられる」と支払いを促しに連日、足を運ぶ。居直られ、時にはつばをはかれ、何度も涙をのんだ。
料金はサービスの対価??亭渭{得の度合いを高め、商売を滑らかにしよう、と心に刻んだ。
それから二六年間。初めの頃は、店の雰囲気が熱かった。接客の女性をさわって泣かせた席に割って入り、客からパンチを受け、毆り返したこともある。どちらが酒に強いか、とウイスキーをあおる競爭も時々見られた。ほとんどの人がたばこを吸い、ニコチンのきつい銘柄が當たり前だった。
年々、靜かになっていく。今では健康志向から焼酎を選ぶ人が半分以上に、しかも「薄めに」と言い添える。たばこは吸ってもライトな銘柄。常連客の中には、笹野が薄くなった頭をなでると笑い出す人もいる。疑似家族のような間柄が芽生えている。
そんな流れは「お客さんの疲れからではないか」とみえる。夜が更けても、客の攜帯電話には仕事の電話が頻繁にかかり、仕事とプライベートの境目が薄らいでいる。
店のスタッフには一貫して、お客様を楽しませる役者になろう、と呼びかけてきた。だが「お疲れ様」の多いこの時代、それだけでは納得度を高められそうにない。心労をいやす「心の介護士」というところも必要か、と思う?!袱ⅳ螭蓼?、無理しんさんなよ」と語りかけながら。
接した客は、二六年間で延べ四〇萬人を超える勘定だ?!杆饯悉猡趣猡?、堅物で色気のないたち。若い頃は夜の商売に向いていない、と心のどこか曇っていた、でも、今この世界で生きてきたことが誇りに思える、出會いに恵まれて」
近頃、図らずもそんな思いを実感した。鳥取大附屬中學時代の同級生が、店を訪れた。大企業の取締役になった女性と三〇數年ぶりの再會。懐かしかった。と同時に東京に出て活躍している人と語っても、臆さず、普段の自分のままだった。それが、うれしかった。
朝日新聞 二〇〇七年二月七日掲載
ささの?まき 鳥取市出身。小、中、高校時代を通じて放送部に所屬。成人してから放送局でラジオ番組のアシスタントも経験した?!秆匀~ってほんとに大事」と、スタッフの言葉遣い指導に心を砕く。